- Date: Tue 17 04, 2012
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キャンパスビジットの季節になりました
最近、ちょっとした場面で、日本人であることに感謝した話。
この時期になると、ぼちぼちキャンパスビジットが実施されます。念のために説明しますと、キャンパスビジットというのは、MBAスクールを受験する、あるいは、した方が、様々な理由で当該スクールを訪問して、学校の施設を見たり、在校生と会って話をしたり、実際に授業に出席して、自分のイメージとフィットするかどうかを確かめます。
大抵の場合、アプリカントの方がスクールのアドミッションに連絡を取り、そうすると在校生に連絡が入り、マッチング。先週も一人お会いして、(あんまり正確な人数は覚えてませんが、、、)私の知っている範囲で、これで5人くらいキャンパスビジットした方にあったのではないかと思います。多くの方は、受験のインタビューに合わせてビジットしていますが、複数の合格を手にして迷っている方や、もうすでに決めていて、これからの生活を見据えて下見をしにくるかたもいます。
可能であれば、やっぱりキャンパスビジットはしたほうがいいと思います。理由は3つ。1つはアピール。どこまで効果があるか分からないけど、やはり遠い日本からわざわざ学校まで来て、面接までして、在校生と話をする、というモチベーションを示して、「あまりにもモチベーション高いからやだな~。じゃ、不合格」みたいになるはずはなく、少なからず心証はよくなると思う。2つ目は、Face to Faceで面談ができること。今はMBSも電話からスカイプになったようですが(僕の時は電話 泣)、いくら映像があるとしても、やっぱり直接話をしたほうがずっと楽だし、気持ちも伝わると思う、少なくとも僕は。最後は、学校関連のことを深く知れること。受験生の情報源は、学校のHPやブローシャー、あるいは日本で行われる学校の説明会が主だと思われます。いくつかのイベントでは卒業生と会うということも可能でしょう。しかし、在校生と会って、話をする、のがやっぱり一番じゃないかと思います。在校生とのお話、以外の手段だとどうしても良いところを切り取った情報だけになってしまうので、最悪のケースでは、学校に入ったあとに「こんなはずじゃなかったのに、、、」と膝から崩れ落ちてしまうことも想定されます。今までMBSのキャンパスビジットの風景を見ていると、もちろん、ウェルカム(是非きてね)な姿勢ではあるけど、親切な意味で、良いところも悪いところも伝えていると思います。その上で判断しないと、受験生にとってハッピーじゃないですからね。良いところしかない学校なんてないと思う。(、、、し、もし、そう思っている人がもしいたら、少しは批判的になったほうがいいと思います)
さてさて、そんなキャンパスビジットの話をクラスメートになると、びっくり。他国はそんなことしないんですね。なぜか?それはビザの問題。僕たち日本人は、「ちょっとUKに、行ってきちゃうわ、よろしく!」ってことができますが、多くの国、特にアジアの国々は、UKの入国にビザが必要なんですよね。すばらしー。これは、世界に「日本人は安全、安心、そして、お金を落としてくれる」という印象を与えてくれた先人に感謝です。
ということで、もし、お時間や予算に余裕があれば、是非キャンパスビジットしてください。でも、できないときは、これまでこのブログでもお伝えしているよう、在校生(僕を含む)にガシガシ連絡を取って、スカイプで話をされることをお勧めします。
この時期になると、ぼちぼちキャンパスビジットが実施されます。念のために説明しますと、キャンパスビジットというのは、MBAスクールを受験する、あるいは、した方が、様々な理由で当該スクールを訪問して、学校の施設を見たり、在校生と会って話をしたり、実際に授業に出席して、自分のイメージとフィットするかどうかを確かめます。
大抵の場合、アプリカントの方がスクールのアドミッションに連絡を取り、そうすると在校生に連絡が入り、マッチング。先週も一人お会いして、(あんまり正確な人数は覚えてませんが、、、)私の知っている範囲で、これで5人くらいキャンパスビジットした方にあったのではないかと思います。多くの方は、受験のインタビューに合わせてビジットしていますが、複数の合格を手にして迷っている方や、もうすでに決めていて、これからの生活を見据えて下見をしにくるかたもいます。
可能であれば、やっぱりキャンパスビジットはしたほうがいいと思います。理由は3つ。1つはアピール。どこまで効果があるか分からないけど、やはり遠い日本からわざわざ学校まで来て、面接までして、在校生と話をする、というモチベーションを示して、「あまりにもモチベーション高いからやだな~。じゃ、不合格」みたいになるはずはなく、少なからず心証はよくなると思う。2つ目は、Face to Faceで面談ができること。今はMBSも電話からスカイプになったようですが(僕の時は電話 泣)、いくら映像があるとしても、やっぱり直接話をしたほうがずっと楽だし、気持ちも伝わると思う、少なくとも僕は。最後は、学校関連のことを深く知れること。受験生の情報源は、学校のHPやブローシャー、あるいは日本で行われる学校の説明会が主だと思われます。いくつかのイベントでは卒業生と会うということも可能でしょう。しかし、在校生と会って、話をする、のがやっぱり一番じゃないかと思います。在校生とのお話、以外の手段だとどうしても良いところを切り取った情報だけになってしまうので、最悪のケースでは、学校に入ったあとに「こんなはずじゃなかったのに、、、」と膝から崩れ落ちてしまうことも想定されます。今までMBSのキャンパスビジットの風景を見ていると、もちろん、ウェルカム(是非きてね)な姿勢ではあるけど、親切な意味で、良いところも悪いところも伝えていると思います。その上で判断しないと、受験生にとってハッピーじゃないですからね。良いところしかない学校なんてないと思う。(、、、し、もし、そう思っている人がもしいたら、少しは批判的になったほうがいいと思います)
さてさて、そんなキャンパスビジットの話をクラスメートになると、びっくり。他国はそんなことしないんですね。なぜか?それはビザの問題。僕たち日本人は、「ちょっとUKに、行ってきちゃうわ、よろしく!」ってことができますが、多くの国、特にアジアの国々は、UKの入国にビザが必要なんですよね。すばらしー。これは、世界に「日本人は安全、安心、そして、お金を落としてくれる」という印象を与えてくれた先人に感謝です。
ということで、もし、お時間や予算に余裕があれば、是非キャンパスビジットしてください。でも、できないときは、これまでこのブログでもお伝えしているよう、在校生(僕を含む)にガシガシ連絡を取って、スカイプで話をされることをお勧めします。
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- Date: Wed 29 02, 2012
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MBAのROI
MBSは総合的に見て、ROI(投資対効果)が高いです。
MBAにかかるコストは、「費用」ではなく、「投資」といわれる。それは、キャリアという点で将来に向かって、永く経済的な効果を発揮するからだと思う。投資であるならば、投資対効果はどうなんだ?という話。
MBSは、ROIが非常に高い学校の一つと言われており、以下の記事にあるようにROIでは世界で2位。
http://www.mbs.ac.uk/about-mbs/news/view/?guid=ee796b83-c140-4a32-b285-855c702d62a9
どういうことかというと、「投資」=学費、「効果」=卒業後の給料、として、学費に対して、どのくらい給料がアップしたか、を計っている指標で、それが高い、というわけである。学費の話をすると、2012年入学だと、約450万円(1ポンド=120円で計算)。比較対象のために、ヨーロッパの2年生のビジネススクールと比較すると、LBS 約700万円、Esade 約600万円、IESE 約650万円(1ユーロ=100円)。MBSは近年学費が高くなっているけど、それでも割安ということになる。ちなみに、USのスクールは、円高の影響があるにしても、トップ20くらいの私立スクールだと、650万円~800万円ですかね(1ドル=80円)。
また、生活費が低く抑えられます。最近、見た記事ではマンチェスターが学生にフレンドリーな街 2位を取っている(ソース忘れた、、、)。僕の家の近くには、大きなセインズベリーというスーパーがあるのですが、感覚としては東京の物価の70%。そして、パブが安い。日本のジョッキにあたるパイント 1杯で250円~300円くらい。ファミレスでお馴染みの山盛りポテトは、240円。あ、
これはガストでも一緒かな(笑)また、物件でも、同じ条件で東京の家賃の80%くらいかな。交通手段は、学生であれば基本バスになるのですが、これは9月から6月の年間パスポート 2万円強で乗り放題。語学学校も安い。例えば、ある私立のスクールで週5日 3時間 6ヶ月契約したら、10万円強。ご家族、パートナーと来るかたにもうれしい街なのである。
ずいぶん押しすぎちゃったかな。笑
ただ、私費の学生であるならば、ROIを意識することは大切だと改めて感じる。なぜなら、学費が1.5倍になったからといって、満足度は1.5倍にはならなそうだと思うからで、それならば、コストを抑えて、できるだけリターンがあったほうがいいと思います。
MBAにかかるコストは、「費用」ではなく、「投資」といわれる。それは、キャリアという点で将来に向かって、永く経済的な効果を発揮するからだと思う。投資であるならば、投資対効果はどうなんだ?という話。
MBSは、ROIが非常に高い学校の一つと言われており、以下の記事にあるようにROIでは世界で2位。
http://www.mbs.ac.uk/about-mbs/news/view/?guid=ee796b83-c140-4a32-b285-855c702d62a9
どういうことかというと、「投資」=学費、「効果」=卒業後の給料、として、学費に対して、どのくらい給料がアップしたか、を計っている指標で、それが高い、というわけである。学費の話をすると、2012年入学だと、約450万円(1ポンド=120円で計算)。比較対象のために、ヨーロッパの2年生のビジネススクールと比較すると、LBS 約700万円、Esade 約600万円、IESE 約650万円(1ユーロ=100円)。MBSは近年学費が高くなっているけど、それでも割安ということになる。ちなみに、USのスクールは、円高の影響があるにしても、トップ20くらいの私立スクールだと、650万円~800万円ですかね(1ドル=80円)。
また、生活費が低く抑えられます。最近、見た記事ではマンチェスターが学生にフレンドリーな街 2位を取っている(ソース忘れた、、、)。僕の家の近くには、大きなセインズベリーというスーパーがあるのですが、感覚としては東京の物価の70%。そして、パブが安い。日本のジョッキにあたるパイント 1杯で250円~300円くらい。ファミレスでお馴染みの山盛りポテトは、240円。あ、
これはガストでも一緒かな(笑)また、物件でも、同じ条件で東京の家賃の80%くらいかな。交通手段は、学生であれば基本バスになるのですが、これは9月から6月の年間パスポート 2万円強で乗り放題。語学学校も安い。例えば、ある私立のスクールで週5日 3時間 6ヶ月契約したら、10万円強。ご家族、パートナーと来るかたにもうれしい街なのである。
ずいぶん押しすぎちゃったかな。笑
ただ、私費の学生であるならば、ROIを意識することは大切だと改めて感じる。なぜなら、学費が1.5倍になったからといって、満足度は1.5倍にはならなそうだと思うからで、それならば、コストを抑えて、できるだけリターンがあったほうがいいと思います。
- Date: Thu 26 01, 2012
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非英語圏でMBAを取る苦労を想像してみた
非英語圏でMBAを取る、というのはけっこうな負荷がかかると思う。
あまり自分で経験していないことを知ったかぶるのは嫌いだけど、最近、直接そのような状況のMBAの方から話を聞く。ヨーロッパで非英語圏となると、フランス、スペイン、イタリア、スイスということになるでしょうか。それぞれ欧州有名MBAがあります。
最近、就職活動などを通して、他校のMBAの方とも付き合うことがあるのですが、口をそろえて言うのが「学校から一歩出ると英語が全く通じない」ということ。
海外は、どの国に行ったとしても、日本のようなサービスを提供してくれません(きっぱりw)。トラブルは起こるものと考えたほうがいいと思います。郵便物は届かない。お湯がでない。雨漏りする。エアコンが効かない。窃盗や置き引きのような犯罪だって、日本と比較したら断然多い。そんな時、母国語どころか頼みの綱である英語が使えない、というのはきついだろうなと思う。
さらに、スペインのEsadeは、確か卒業するまでにテストを受けて、スペイン語を一定のレベルにしていないといけない、というルールがあったと思いますが、忙しいMBAに加え、別の言語も習得しなくてはいけないとなったら結構な負荷だと思う。
学校選びには、ランキングだったり、プログラムの内容や生徒の多様性も大事だけど、学校以外の生活を想像して、いかに快適に、かつ、勉強に集中できる環境であるかを考えるのは大切だと思います。
あまり自分で経験していないことを知ったかぶるのは嫌いだけど、最近、直接そのような状況のMBAの方から話を聞く。ヨーロッパで非英語圏となると、フランス、スペイン、イタリア、スイスということになるでしょうか。それぞれ欧州有名MBAがあります。
最近、就職活動などを通して、他校のMBAの方とも付き合うことがあるのですが、口をそろえて言うのが「学校から一歩出ると英語が全く通じない」ということ。
海外は、どの国に行ったとしても、日本のようなサービスを提供してくれません(きっぱりw)。トラブルは起こるものと考えたほうがいいと思います。郵便物は届かない。お湯がでない。雨漏りする。エアコンが効かない。窃盗や置き引きのような犯罪だって、日本と比較したら断然多い。そんな時、母国語どころか頼みの綱である英語が使えない、というのはきついだろうなと思う。
さらに、スペインのEsadeは、確か卒業するまでにテストを受けて、スペイン語を一定のレベルにしていないといけない、というルールがあったと思いますが、忙しいMBAに加え、別の言語も習得しなくてはいけないとなったら結構な負荷だと思う。
学校選びには、ランキングだったり、プログラムの内容や生徒の多様性も大事だけど、学校以外の生活を想像して、いかに快適に、かつ、勉強に集中できる環境であるかを考えるのは大切だと思います。
- Date: Tue 18 10, 2011
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英語テスト(TOEFL/IELTS)について
最初の秋タームの目玉であり、山場でもあるマーケティングのケーススタディプレゼンに加え、エコノミックスのケースプレゼンも重なり、すっかり更新できませんでした。。。すみません。
今日は、ほぼすべてのMBAで必要となる、英語の試験(TOEFL/IELTS)について。
僕は、これに精神的にも肉体的も本当に苦しめられた。
きっと、この文章を読んでいる人の中には、何年もこれらのテストに取り組み、苦戦している方も少なくないと思う。でも、それはあなた一人でないことを覚えておいていただきたい。私は、最終的には1年間カナダでいくことになりますが、それまではまったく海外で勉強することもなく、帰国子女でもなく、だらだら期間も含めて、大学卒業後、トータルで5年くらいかけた。なので、それこそいろいろな勉強の仕方もしたし、いっぱいブログも読んだし、学校も通った。ブログには、あっさりTOEFLで100点ぐらいとってしまう、帰国子女もいる。一方で、TOEFLを70回受けている人もいる。この間、何人にも話を聞いたけど、だいたい10回から30回くらい受けている人は何人も聞いた。僕も10回以上受けているし、最終的にIELTSに変えている。その経験を踏まえて、自分なりの考えを示したいと思う。
●日本で英語の教育を受けている人には、TOEFLよりIELTSのほうが点が取りやすいと思う
僕は、TOEFLで挫折して、IELTSに変えた。これははっきり言って正解だった。TOEFLはCBTからIBTになって、より実用的になったと同時に、劇的に難しくなった。これに関してはほとんどの人が異論がないと思う。
しかし、注意点としては、IELTSでは、アメリカでは受け付けてくれるMBAが少ないということ。僕は最初からUSのMBAは頭になかったのでよかったが、アメリカのスクールまたはその他の地域との併願を考えている方は注意が必要だ。しかし、欧州ではほとんどのスクールでIELTSを受け付けてくれるし、今はアジアのシンガポールや中国などのトップ校でもIELTSを受け付けてくれる。一度、狙っている学校でIELTSを受け付けてくれるか調べてみていただくのがいいかもしれない。ちなみに、マンチェスタービジネススクールは受け付けてくれる。
前述のとおり、私はTOEFLでうまくいかず、PBT、CBT、IBT合計で10回以上受けたけど、うまくいかず、IELTSに変えて、2回で7.0をとれた。「カナダで勉強したじゃないか!」という指摘もあるかもしれないが、二つの試験を受けた経験者として、IELTSのほうが取り組みやすかった、とはっきり言うことができる。
理由としては、
IELTSのほうが受験テクニックが使いやすい。
事前の準備がしやすい。スピーキングやライティングは、同じような問題が何度もでるので、ある程度テンプレートでの対応が可能。
スピーキングが人と話す形式なので、パソコンに話すよりもやりやすい。これは非常に重要なのだが、話すほうも、相手がうなずいてくれたら話やすし、いろいろな形で良い印象を与えることができる。質問を聞きかえすこともできる。そして、45秒、60秒などの制限時間がないので、話しやすい。PCに話す無機質なIBTよりも、かなりよかった。恥ずかしい話だが、僕は、IBTではスピーキングで20点以下だったが、IELTSは2回のテストで7.0、7.5と十分なスコアを獲得できた。
TOEFLで80点から90点をとれている人は、1か月程度の集中的なテスト準備で多くのスクールの最低点である7.0をとることが十分に可能だとおもう。
もちろん、テストなので相性はあると思う。なので、一度、試しに模擬テストなどを受けていただくのがいいと思う。
今日は、ほぼすべてのMBAで必要となる、英語の試験(TOEFL/IELTS)について。
僕は、これに精神的にも肉体的も本当に苦しめられた。
きっと、この文章を読んでいる人の中には、何年もこれらのテストに取り組み、苦戦している方も少なくないと思う。でも、それはあなた一人でないことを覚えておいていただきたい。私は、最終的には1年間カナダでいくことになりますが、それまではまったく海外で勉強することもなく、帰国子女でもなく、だらだら期間も含めて、大学卒業後、トータルで5年くらいかけた。なので、それこそいろいろな勉強の仕方もしたし、いっぱいブログも読んだし、学校も通った。ブログには、あっさりTOEFLで100点ぐらいとってしまう、帰国子女もいる。一方で、TOEFLを70回受けている人もいる。この間、何人にも話を聞いたけど、だいたい10回から30回くらい受けている人は何人も聞いた。僕も10回以上受けているし、最終的にIELTSに変えている。その経験を踏まえて、自分なりの考えを示したいと思う。
●日本で英語の教育を受けている人には、TOEFLよりIELTSのほうが点が取りやすいと思う
僕は、TOEFLで挫折して、IELTSに変えた。これははっきり言って正解だった。TOEFLはCBTからIBTになって、より実用的になったと同時に、劇的に難しくなった。これに関してはほとんどの人が異論がないと思う。
しかし、注意点としては、IELTSでは、アメリカでは受け付けてくれるMBAが少ないということ。僕は最初からUSのMBAは頭になかったのでよかったが、アメリカのスクールまたはその他の地域との併願を考えている方は注意が必要だ。しかし、欧州ではほとんどのスクールでIELTSを受け付けてくれるし、今はアジアのシンガポールや中国などのトップ校でもIELTSを受け付けてくれる。一度、狙っている学校でIELTSを受け付けてくれるか調べてみていただくのがいいかもしれない。ちなみに、マンチェスタービジネススクールは受け付けてくれる。
前述のとおり、私はTOEFLでうまくいかず、PBT、CBT、IBT合計で10回以上受けたけど、うまくいかず、IELTSに変えて、2回で7.0をとれた。「カナダで勉強したじゃないか!」という指摘もあるかもしれないが、二つの試験を受けた経験者として、IELTSのほうが取り組みやすかった、とはっきり言うことができる。
理由としては、
IELTSのほうが受験テクニックが使いやすい。
事前の準備がしやすい。スピーキングやライティングは、同じような問題が何度もでるので、ある程度テンプレートでの対応が可能。
スピーキングが人と話す形式なので、パソコンに話すよりもやりやすい。これは非常に重要なのだが、話すほうも、相手がうなずいてくれたら話やすし、いろいろな形で良い印象を与えることができる。質問を聞きかえすこともできる。そして、45秒、60秒などの制限時間がないので、話しやすい。PCに話す無機質なIBTよりも、かなりよかった。恥ずかしい話だが、僕は、IBTではスピーキングで20点以下だったが、IELTSは2回のテストで7.0、7.5と十分なスコアを獲得できた。
TOEFLで80点から90点をとれている人は、1か月程度の集中的なテスト準備で多くのスクールの最低点である7.0をとることが十分に可能だとおもう。
もちろん、テストなので相性はあると思う。なので、一度、試しに模擬テストなどを受けていただくのがいいと思う。